「アイリス」、地上波でも開始

 イ・ビョンホン主演の韓国ドラマ「アイリス」が地上波のTBS系で21日、始まった。CSで7話まで視聴してはいるものの、日本の地上波のゴールデンタイムで韓国ドラマを見られることが感慨深く、改めてドラマに没頭した。
 ヒョンジュンとサウがカラオケで歌うトロットの「無条件」。 「ソル薬局の息子たち」「アクシデント・カップル」「ヨメ全盛時代」などに出演した、低音の美声が魅力のユン・ジュサン。日本のテレビ局の地上波、しかも21〜22時代に歌を聞いたり、姿を見たりできるとは、少し前には思いもよらなかったことだ。
 1話は物語のイントロダクションで、描かれるのはヒョンジュンとサウがNSSに入る前の描写、つまり物語が動き出す前段階のエピソードだ。1話だけで放送するのではなく、ヒョンジュンらが大統領候補へのテロを阻止する2話と合わせて2時間スペシャルとしたのは、視聴者の関心を初めから高めるという観点で、TBSの番組編成上の好判断だったと思う。
 1、2話を見ていて、「美しき日々」でイ・ビョンホン扮する主人公の父親役を演じたイ・ジョンギルが、大統領候補役でイ・ビョンホンと共演していることも印象的だった。ヒョンジュンが暗殺されそうになった大統領候補を救うシーンで、「美しき日々」で2人が演じた親子の葛藤を懐かしく思い出した。

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