「アイリス」、地上波の視聴率が低迷…
TBS系で放送中の韓国ドラマ「アイリス」の視聴率が低迷しているという。初回は10%を超えたものの、現在は7%台とか。先週、WoW!Koreaに関連記事が掲載されていた(→http://www.wowkorea.jp/news/enter/2010/0514/10070500.html)。
この記事によると、視聴率が低調な原因としては(1)同時間帯に人気番組が混在している(2)オリジナルが70分の作品をCM入りの45分に編集したため、ストーリーの流れが切れた(3)イ・ビョンホンとキム・テヒの声が吹き替えで放送されることにより、原作の緊張感が失われた―という3点が挙げられている。
(1)は事実で、(2)もTBSチャンネルのCMなしバージョンは流れが途切れていないので、要因と言えるかもしれないが、この中で最大の問題点は(3)だと思う。
イ・ビョンホンの低めの声と比べ、藤原竜也の声はやや高め。統一性の観点から、イ・ビョンホンの声には「オール・イン」などで彼の声を担当した高橋和也を当てるべきだった気もする。一方、キム・テヒの声を担当した黒木メイサは健闘している印象だが、「チョン・ジュノと城田優」「キム・ソヨンと南沢奈央」の組み合わせは、どちらも年齢差が大きすぎる。制作サイドによるキャスティングに問題があったのではないかと感じている。
「アイリス」はストーリーは起伏に富み、個々の登場人物もキャラクターがしっかり特徴付けられている。韓国KBSが放送したドラマの中から視聴者が選ぶ「不朽の名作ドラマ」のランキングでは、1位になった作品でもある。なので、未見の方には一見をお勧めします。俳優陣では、ソンファ役のキム・ソヨンの演技が特に秀逸です。
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