IVY、ファイティン!

 韓国でWonder girlsの「『Tell me』シンドローム」が巻き起こったのは2007年。その年の前半で勢いがあった歌手の一人がIVYだったと記憶している。「誘惑のソナタ」「Cupido」などのステージは情熱的だった。こちらは「Cupido」。

 「セクシー歌手」のカテゴリーに入り、ダンスミュージックの歌い手とのイメージが強いIVY。「激しい振付にも絶対に崩れない歌唱力」(http://contents.innolife.net/news/list/img/item/list.php?ac_id=7&ai_id=69540)が身上だが、バラードを聞くと、彼女の歌唱力の高さが、より実感できる。
 その後、トラブルに見舞われて歌手活動を2年以上も休止していたが、昨秋、復帰。その後、ケーブルテレビの番組でMCを務めるほか、昨日は「夏に『Kiss me Kate』でミュージカルに初挑戦」というニュースが流れていた(http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=113969)。歌とダンスの実力が評価されればこそのキャスティングなのだろう。
 昨年のカムバック時のインタビューでは、「歌手は歌手らしくするべきだ。歌に対する自負心なく歌手をする人々を見ると、自尊心が傷つけられる」などと話しており(http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=7&ai_id=106342)、プロ歌手としての気構えが高いようだ。現在、韓国の音楽界は若手のグループ全盛時代だが、ソロ歌手として再び活躍することを期待している。
 なお、少女時代の「Dear.Mom」はIVYが「The Lighthouse」という別名義で作詞した歌だという(恋人が作曲したとか)。母への感謝が込められた良い歌です。

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