NHK「熱中スタジアム」、K−POPのトレンド紹介

 K−POPをテーマとして扱ったNHK・BSのバラエティー番組「熱中スタジアム」。2週にわたり、男女の人気グループ計7組が紹介されたが、全体的にK−POPのトレンドが分かりやすくまとめられた番組だった。放送内容はサイトで丁寧に紹介されている(第1夜=http://www.nhk.or.jp/n-stadium/02thm/thm_conte01.html、第2夜=http://www.nhk.or.jp/n-stadium/02thm/thm_conte02.html)ので、そちらをご覧いただければと思う。
 SS501の歌をきっかけに、韓国の化粧品会社に就職した人や、メンバーが通うソウルの焼き肉店や美容院に足を運んだファン。韓国の歌謡番組を観覧するために真冬のソウルで並び続けた人。そして、少女時代やWonder girlsになり切るダンスチーム。2回を見て、出演した一般の方々のK−POPへの愛情の深さに圧倒された。
 ダンスチームのうち、Wonder girlsの「Nobody」を踊った女性は「(ダンスは)簡単に見えるけど、サイドステップのような動きは、なかなか様にならない。ダンスをちゃんとやってる人の力を感じた」と発言した。韓国の人気グループのメンバーたちは、「練習生」として長期間の訓練を受けてプロとしてデビューするというが、彼ら彼女らの実力の高さがよく分かる、象徴的なコメントだった。
 それにしても、K−POPは少し前まではケーブルテレビかインターネットで見るものだったが、NHKでK−POPの映像が視聴できて、とても感慨深い。「熱中スタジアム」の放送時間がもう少し長ければ、今回、ダンスグループだけでなく、ボーカルやラップのグループや歌手も取り上げることができたのだろうか? それはともかく、「熱中スタジアム」のような番組が「入り口」となって、より多くの人々にK−POPの魅力が浸透していくことを切望している。


にほんブログ村 音楽ブログ K-POPへ
にほんブログ村 ←よろしければクリックをお願いします。